FEATURES
JA鳥取中央の梨
FEATURE
1
100年つづく梨王国の伝統
鳥取県の梨栽培は、明治37年、わずか10本の二十世紀梨の苗木から始まりました。植樹第1号の樹は、100年以上経った今なお美味しい実をならせ続けています。鳥取の梨には、長い年月をかけて積み重ねられた生産者の経験と技術、そして愛情が詰まっています。
FEATURE
2
豊かな自然が育む、
コクのある甘みと食感
日本有数の梨産地である東郷・琴浦・倉吉は、名峰・大山の山並みを背に、北に日本海を望む自然豊かな土地です。果樹栽培に適した土壌と傾斜を生かした園地に、ミネラルたっぷりの潮風が吹き抜けます。恵まれた栽培環境と、それを生かす生産者の技によって、甘くてシャリっとした梨が育まれます。
FEATURE
3
ブランドの信頼を守る
光センサー選果
東郷・琴浦・倉吉にはそれぞれ、光センサーを搭載した選果場があり、梨の糖度、色づき、傷みの有無を検査しています。厳しい基準をクリアした梨だけが、産地のブランドを背負うことができるのです。収穫した梨をすばやく選別し、みずみずしさを保ってお届けしています。
なぜ鳥取県は梨で有名なのでしょうか?
鳥取県は梨の産地として100年の歴史があります。
梨の生産量としては日本で 5番目ですが、二十世紀梨の産地としては日本一!全国の70%を超えるシェアを誇ります。
参考:農林水産省 青果物卸売市場調査
明治21年(1904年)に千葉県松戸市で発見された二十世紀梨。明治37年に10本の苗木が鳥取県へ持ち込まれ、栽培が始まりました。
梨の名産地・東郷では、当時の苗木が大切に受け継がれ、 「百年樹」として今なお美味しい実をならせ続けています。
栽培開始から100年を超える歴史の中で、生産者は黒斑病や台風・大雪の被害など幾多の困難を乗り越えつつ、栽培技術を磨いてきました。
その卓越した技術力と愛情によって、味よし・見た目よしの鳥取梨のブランドが築かれました。
また、鳥取は1世帯あたりの梨の消費量が日本一!生産も消費も盛んな、まさに「梨王国」です。
鳥取県の梨のおすすめの品種はなんですか?
鳥取県が日本一の出荷量を誇る「二十世紀梨」は程よい酸味とシャリっとした食感が特徴の品種です。
赤梨の代表的な品種には、「豊水」や「幸水」があり、酸味が少なく果肉が比較的柔らかく人気ですが、当店のイチオシは、酸味控えめで甘みが強い「新甘泉(しんかんせん) 」です!
赤梨の「筑水」と青梨の「おさ二十世紀」を掛けわせた鳥取オリジナルの品種で、近年人気上昇中です。
その他、青梨の「なつひめ」や、赤梨の「王秋」、「あたご」、「秋甘泉」といった品種も育てています。
鳥取の梨の旬はいつから、いつまでですか?
梨王国・鳥取では、品種リレーで美味しい梨を楽しんでいただけます。
旬の時期は品種ごとに異なり、8月上旬から12月中旬まで鳥取県産の梨が出回ります。
・二十世紀(ハウス):8月上旬~8月中旬
・二十世紀(露地):8月下旬から9月中旬
・夏さやか:8月上旬~8月中旬
・秋栄(あきばえ): 8月中旬~下旬
・なつひめ: 8月中旬~9月上旬
・新甘泉(しんかんせん): 8月下旬~9月上旬
・王秋(おうしゅう): 10月下旬~11月下旬
・あたご: 11月下旬~12月中旬
おいしい梨の選び方を教えてください
皮・形・重さがおいしい梨を選ぶ際のポイントです。
== 皮 ==
・ツヤがあるもの
・青梨の場合、シャキっとした食感が好きな方は黄緑色のもの、甘さ重視の方は黄色のもの
・赤梨の場合、果皮に色のムラがないもの
== 形 ==
・軸が細くて肩とお尻が張っている扁平なもの
・大きいもの(梨は大玉ほど甘い傾向にあります)
== 重さ ==
・ずっしりと重いもの
冷暗所で保管し、食べる2~3時間前に冷蔵庫に入れて冷やすのがおいしく食べるコツです。
あまり冷やしすぎると、甘みが感じられにくくなります。