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なぜ梨はシャリシャリなの?梨の食感の秘密や、シャリ感が強い梨の品種一覧

なぜ梨はシャリシャリなの?梨の食感の秘密や、シャリ感が強い梨の品種一覧

シャリシャリとした食感が特徴の梨。他の果物にはない食感で、クセになりますよね。でも、そもそもなぜ梨はシャリシャリとしているのでしょうか。

この記事では梨のシャリ感の秘密や、梨の中でも特にシャリシャリ食感が楽しめる品種について、ご紹介します。

美味しい梨の特徴

シャリっとした梨が食べたい!それならまず、美味しい梨を選びましょう。ここからは、美味しい梨の特徴を3つ、ご紹介します。

軸が太い

美味しい梨の特徴1つ目は、軸が太いことです。

梨は、軸を通じて木から栄養を摂取します。軸が太ければ、果実に十分な栄養が行き渡っている証拠です。甘みが強く、果汁がたっぷりと含まれているでしょう。

軸が太い梨は、美味しい梨だといえます。

ずっしりとした重みがある

美味しい梨の特徴2つ目は、ずっしりとした重みがあることです。

果汁が豊富に含まれている梨は、手に取った時に重みを感じます。購入するときは梨の重さにも注目しましょう。ずっしりとした重みがあれば、ジューシーで美味しい梨だといえます。

表面にハリがある

美味しい梨の特徴3つ目は、表面にハリがあることです。

梨の果実の9割は、水分で構成されています。そのため収穫してから日にちが経つと、梨の水分はどんどん失われてしまうのです。水分が失われた梨は果の皮にはシワができ、表面のハリが無くなります。

表面にふっくらとしたハリがあれば、収穫したばかりの新鮮な梨です。美味しい梨を選びたいなら、見た目にも注目しましょう。

梨がシャリシャリしている理由

梨特有のシャリシャリ感の理由は、果実に「石細胞」という細胞壁があるからです。

果実を守るための細胞壁が硬くなり、木化(木のように硬くなること)したものを「石細胞」といいます。多くの果物の皮に含まれている成分です。

しかし梨の場合、皮だけでなく果実全体にも「石細胞」が含まれています。そのため、他の果物にはない特有のシャリシャリ食感が楽しめるのです。

ちなみに「石細胞」は、胃腸では消化されません。食物繊維と同じような役割で腸を刺激するので、便通の改善にも効果があるといわれています。

シャリ感強め!おすすめの鳥取梨品種

多数ある梨の品種の中でも、特にシャリ感が強い梨を食べたい!ここからは、シャリシャリ食感が楽しめる鳥取の梨品種をご紹介します。

あたご

シャリ感が強い梨の品種1つ目は、「あたご」です。

1玉あたり1kgと大玉の「あたご」。梨の中でも最大級の大きさで、見た目のインパクトもあります。

果肉は柔らかめですが、シャリ感も抜群。果汁も豊富で、上品な甘さと独特の香りが楽しめる品種です。

鳥取での旬の時期は、11月下旬から12月中旬頃です。

二十世紀

シャリ感が強い梨の品種2つ目は、「二十世紀」です。

鳥取県における二十世紀梨の生産量は、全国第1位。まさに、鳥取を代表する梨の品種です。

豊富な果汁と爽やかでさっぱりとした甘み、もちろんシャリシャリ食感も楽しめます。

鳥取での旬の時期は、8月下旬から9月中旬頃です。

幸水

シャリ感が強い梨の品種3つ目は、「幸水」です。

国内で最も多く栽培されている「幸水」は、和梨の定番品種でもあります。甘さや果汁の量、シャリシャリ感、全ての要素をバランスよく兼ね備えている品種です。一般的に思い浮かべる梨らしい美味しさが楽しめるでしょう。

鳥取での旬の時期は、8月頃です。

まとめ

梨のシャリ感の秘密は、「石細胞」です。主に果物の皮に多く含まれている成分ですが、和梨の場合は果実にも含まれているため、特有のシャリシャリ食感が楽しめるのです。

鳥取県で栽培されている梨の中でも、「あたご」「二十世紀」「幸水」などはシャリ感が強めです。ぜひ食べ比べてみて、お気に入りの品種を見つけてみてくださいね。

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