FEATURES
JA鳥取中央のすいか
FEATURE
1
100年の技が生む、
大きさ・甘さ・シャリ感
鳥取県のすいか栽培の歴史は古く、明治時代にさかのぼります。中でも大栄西瓜は、その歴史と品質の高さが評価され、伝統的な特産物を知的財産として守っていく「地理的表示(GI)保護制度」に認定されています。鳥取のすいかには、生産者たちが切磋琢磨し、脈々と受け継いできた技術力が光っています。
FEATURE
2
大山の恵みをぎゅっと凝縮
大栄・倉吉・琴浦は、鳥取県の自然遺産である大山の裾野に位置します。大山の火山灰土壌に有機物が堆積した肥沃な黒ボク土とミネラルを多く含む雪解け水、そして昼夜の寒暖差が、ぎゅっと甘みの詰まったすいかを育みます。湯梨浜・泊すいかは、独自の砂丘栽培で、太陽光と潮風のミネラルの恩恵を受けた余韻のある甘みが特長です。
FEATURE
3
皮ぎわまでおいしいすいか
光センサーにより糖度を測定し、糖度11度以上のすいかだけがブランドを名乗ることができます。打音検査では、すいかを軽く叩いて、その音で熟度や実の詰まりを判定します。よく熟したすいかの証である「ポーン」という澄んだ音が、選果場に響き渡ります。
鳥取県のブランドすいかについて教えてください
主要なすいか産地として、西から琴浦町、北栄町、倉吉市、湯梨浜町と続きます。
各産地は、約2万年前まで噴火活動がみられた大山の麓に位置し、豊かな土壌と清らかな水源、そして昼夜の寒暖差があり、スイカ栽培の好適地といえます
産地ごとに風土や栽培方法にちがいがありますので、ぜひお気に入りのブランドを見つけてみてください!
琴浦がぶりこ
【エリア】琴浦町
【出荷時期】6月中旬 〜7月上旬
【ポイント】種が少なく、糖度も高いため、ガブリガブリと食べられる黒皮のすいか
大栄すいか
【エリア】北栄町
【出荷時期】6月上旬〜7月下旬
【ポイント】GI登録済み!100年以上の歴史を継承し、中心部と皮際の糖度差が少なく、シャリ感抜群の甘いすいか
倉吉すいか
【エリア】倉吉市
【出荷時期】6月中旬〜7月上旬 、9月上旬(抑制栽培)
【ポイント】薄皮、甘み、シャリ感とソフトな食感が特徴の大玉すいか。すいか本来の味をうたった「極実西瓜(ごくみすいか)」が人気。
とまり美人
【エリア】湯梨浜町
【出荷時期】6月上旬〜6月下旬
【ポイント】鳥取すいかのトップバッター。独自の砂丘栽培で、甘み・食味・後味の三拍子揃ったすいか
鳥取県のすいかの旬はいつからいつですか?
鳥取すいかの出荷は、6月上旬から7月下旬にかけての約2か月間です。
少量ですが、抑制栽培で9月に出回るすいかもあります。
鳥取のすいかは主に、ハウス栽培・大型トンネンル栽培・中型トンネル栽培・小型トンネル栽培などで栽培されています。
当店では、トップクラスの品質のすいかを厳選して、産地直送でみずみずしいすいかをお届けしています!
鳥取すいかの魅力を教えてください
夏の風物詩、すいか。鳥取県は全国トップクラスのすいか生産量を誇る産地です。
山陰に位置する鳥取県ですが、すいかの生育期間にあたる4〜6月の日照時間は他のすいか産地に比べても長く、
すいかがたっぷりと光合成をして甘くなりやすいのです。
豊かな自然の中で、100年以上の伝統を受け継いだ生産者がひとつひとつ丁寧に育て、大玉でシャリ感と甘みたっぷりのすいかに仕上げています。
糖度センサーや内部の空洞の検査を行い、基準を超えたものだけを厳選しているので、味がいいのはもちろん、見た目も立派です。
おいしいすいかの見分け方を教えてください
すいかは野菜ですので、メロンのように追熟はしません。
収穫から日が経つごとに水分が抜けて食味が落ちていくので、鮮度抜群なものが一番おいしいです。
新鮮なすいかには、次のような特徴があります。
・果皮にツヤがある
・黒の縦縞がはっきりしている
・スイカのお尻にある穴が大きい
・叩くとポーンと高い音が鳴る
JA鳥取中央の選果場では、重量に加え、打音や糖度センサーを用いた検査で最高品質のスイカを厳選しています。
冷暗所で保管し、食べる2~3時間前に冷蔵庫に入れて冷やすのがおいしく食べるコツです。
あまり冷やしすぎると、甘みが感じられにくくなります。