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梨は追熟しない!食べるベストタイミングや、梨を甘くする方法を解説

梨は追熟しない!食べるベストタイミングや、梨を甘くする方法を解説

常温で追熟させると、甘みが増して美味しくなる果物もあります。しかし梨は、追熟しない果物です。そのため、購入したらなるべく早めに食べきるようにしましょう。

この記事では、梨を食べるベストタイミングはいつなのか、甘くない梨を甘くする方法などを解説します。

追熟とは?

追熟とは、果物や野菜が収穫後に熟成を進めることを指します。収穫時点では完全に熟していなくても、常温で一定期間置いておくことで完熟が進み、より甘みが増して食感も柔らかくなります。

桃やマンゴー、メロンやアボカドなどは、追熟させることで美味しさが増す果物です。

梨は追熟しない!

梨は、追熟しない果物です。

一般的によく食べられている和梨は、追熟しません。既に完熟した状態で収穫されるので、収穫後に追熟させる必要はありません。そのため、常温保存ではなく冷蔵庫で保存しましょう。熟した状態で常温で置いておくと、品質が劣化してしまいます。

洋梨は追熟する

同じ梨でも、洋梨(ラフランス)は追熟する果物です。

和梨とは違い、とろけるような柔らかい食感と甘さが魅力の洋梨。まだ熟していない状態で販売されていることが殆どです。購入したら、15〜20度程度の室内で、2日から2週間程度様子を見ながら追熟させましょう。

甘く芳醇な香りが強くなり、軸の周りにシワが出てきたら完熟のサインです。

梨を食べるベストタイミングは?

梨は、購入したら早めに食べるのがおすすめです。

先ほどもお伝えした通り、梨は完熟した状態で収穫されます。そのため、食べ頃は収穫直後になるのです。

収穫直後であれば、梨のシャキッとした食感やジューシーな果汁、甘みを存分に楽しめるでしょう。

梨の保存方法

梨の美味しさを保ったまま保存するには、コツがあります。ここからは、梨の保存方法について解説します。

冷蔵庫で保存する場合

梨は、基本的には冷蔵庫での保存がおすすめです。常温で置いてしまうと、品質が劣化してしまいます。

冷蔵庫で保存するときは、乾燥に注意して、ヘタを下にして保存するようにしましょう。梨は乾燥にとても弱く、冷気にあたると果肉の水分が蒸発してしまいます。冷蔵保存するときは、梨をキッチンペーパーで包み、ポリ袋に入れて保存するのがおすすめです。

また梨は、収穫後も軸の部分から呼吸を続けます。呼吸によって、梨の水分や甘みが失われてしまうのです。保存するときは軸を下にすれば、呼吸を抑えることができるでしょう。

上手に保存すれば、1週間~1か月程度は保存できます。

冷凍庫で保存する場合

なるべく長期間保存したい場合は、冷凍保存がおすすめです。

カットした梨をラップに包み、保存袋に入れて冷凍庫で保存しましょう。1か月程度は保存が可能です。食べるときは、自然解凍がおすすめ。室温にしばらく置いて半解凍して食べると、まるでシャーベットのような味わいが楽しめます。ミキサーにかけてジュースにしても、美味しく食べられるでしょう。

甘くない梨、どうしたらいい?

美味しいと思って購入した梨。ひとくち食べると、あれ?甘くない!なんてこともありますよね。楽しみにしていたのに、ちょっとガッカリしてしまうのではないでしょうか。

でも大丈夫です。甘くない梨を、甘くする方法があります!ここからは、甘くない梨を甘くする裏技をご紹介します。

カットした梨をサイダーにつける

1つ目は、サイダーにつけることです。

まず、カットした梨を容器に入れて、サイダーを注ぎます。そのまま半日ほど冷蔵庫で置いておきましょう。サイダーの甘みが梨に浸透して、梨の甘みが増します。

また、サイダーだけでなく、砂糖をまぶして冷蔵庫で冷やすという方法もあります。甘みが足りないときは、ぜひ試してみてくださいね。

アレンジレシピを活用する

2つ目は、アレンジレシピを活用する方法です。

甘みが足りない梨は、調理すれば美味しく食べられるはずです。たとえば、梨をコンポートにする方法があります。

カットした梨に砂糖をかけて電子レンジで温め、更にレモン汁を入れて冷蔵庫で冷やせば、梨のコンポートの完成です。パンやヨーグルトに入れても美味しく食べられます。

甘みが足りない梨は、いっそのこと調理して食べてみてはいかがでしょうか。

まとめ

梨は追熟しない果物なので、購入したら早めに食べきるのがおすすめです。

また、保存するときは常温ではなく、冷蔵庫で保存しましょう。乾燥を避けて、軸を下にして保存すれば、みずみずしさをキープできるはずです。

甘みが足りないときは、サイダーにつけたり、コンポートにしたりと工夫することで、最後まで美味しく食べられるでしょう。

梨を上手に保存する方法や甘くする裏技を知って、秋の味覚を存分に楽しんでくださいね。

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